Story 1
「努力の基準」が塗り替えられた新人時代
経営者の父、祖父を持ち、学生時代から「いつか自分も経営者に」という志を抱いていたこともあり、どの業界でも普遍的に通用する武器として“会計”を選び、税理士を目指します。
キャリアのスタートは、医療機関特化型の会計事務所である日本経営。そこで、プロとしての洗練を受けることになります。

「当時は寮生活で、運良く非常に優秀な先輩と同居していました。リビングには夜な夜な上司や先輩が集まり、深夜まで資料作成や勉強に励む。生活のすべてが仕事と勉強で埋め尽くされるような環境でした。
日本経営では、週明けの全体朝礼で新入社員が順番にスピーチをする文化があって、そこで『仕事と試験勉強を完璧に両立させる』と宣言したのですが、その練習に先輩が明け方まで付き合ってくれたことを今でも覚えています。
こうした環境に身を置いたことで、私の中の『努力の基準』が変わりました。『ここまでやるのが社会人として当たり前』という感覚を、早い段階で学べました。税理士試験は年に1度の試験なので、勉強すればするほど『落ちたらこれをもう1年やるのか』という不安が強くなります。夜遅くまで仕事して、その後に勉強して、今考えると非効率だった部分もありますが、あの時期は量と執念で乗り切りました。結果、試験勉強を始めて5年、23歳で官報合格を果たすことができました。
この時に形成されたのが「ダメだと思ったところから、もう一歩踏ん張る。」という軸です。みんなが休むタイミングで、やるべきことをやる。その差は日々積み上がって、年単位で大きな差になる。新人時代の生活は、その感覚を体に染み込ませることができた貴重な時間でした。当時、未熟だった私を根気強くフォローしてくださった上司や先輩方には、感謝してもしきれません。
Story 2
経済的自由の先に見えた「仕事の本質」
日本経営を経て、念願の独立を果たした飯田さん。積み上げてきた研鑽が実を結び、事業は早い段階で軌道に乗ります。贅沢をしなければ働かずに生きていける「経済的自由」を手にしかけた時、彼は意外な感情に直面しました。

「独立してからは、税務の知識を活かした業務を行っていました。具体的には、仮想通貨関連などの特殊な税務支援をしたり、節税の考え方をまとめたコラムやコンテンツを作って販売したりしていました。体制は基本的に1人です。必要な時に友人に業務委託のような形で手伝ってもらうことはありましたが、組織としてチームで一緒に戦うというより、あくまでも個人で事業を回していました。
結果として事業は軌道に乗り、贅沢をしなければ、働かなくても生活が成立する状態が近づいていました。ただ、その時に『満たされた』感覚はなく、どこか虚しさがありました。
独立して1人で仕事をするようになると、短期的な成果や収入は得られます。一方で、周囲と切磋琢磨しながら積み上げていた時のような、成長の手応えが薄くなっていることにも気づきました。
その状態を経験したことで初めて、自分は『働かなくてもよい状態だとしても働きたい』と思っていることが分かりました。そして働くなら、ただ同じことを繰り返すのではなく、新しいことに挑戦し続けたい。そして尊敬できる仲間と一緒に成長し続けたい。そういう意欲が自分の中にあるのだと、改めて気づきました。
Story 3
「東京にすごい人がいる」――G.C FACTORYとの出会い
自らの仕事観を再定義した飯田さんに、転機が訪れます。日本経営時代の先輩からかけられた「東京にすごい人がいる」という一言。入口は、あくまで「一度話を聞いてみたい」という軽い動機でした。ところが実際に会ってみると、その出会いは単なる情報収集では終わりませんでした。

最初は、日本経営時代の先輩から『日本経営から独立して活躍している人がいる』という程度で、和真さん(G.C FACTORYグループ代表・山口)のことを聞いていました。自分も将来、また事業をやるなら、一度話を聞いてみたい。そう思って先輩に紹介をお願いし、大阪のホテルで朝食をご一緒したのが最初です。
初めてお会いした時に感じたのは、エネルギッシュで、仕事に対して真っ直ぐな人だということでした。専門家として優秀な税理士はこれまでにも見てきましたが、強い志を持ち、人を巻き込み、魅力的な仕事を取り続けられる“仕組み”までつくれる和真さんみたいな人は出会ったことがありませんでした。加えて、明確な目標を掲げ、それに向かって10年スパンで一直線に努力を積み上げてきたという話を聞き、純粋に「すごい」と感じました。
話しているうちに、『この人たちと一緒に事業を伸ばしていくのは面白いかもしれない』という気持ちがどんどん強くなっていきました。なので、誘っていただいたというよりも、自分の方から大阪から東京へ引っ越すことを決め、G.C FACTORYへの入社を志願した、という方が近いと思います。
Story 4
最速で就任した取締役。AI時代に挑む「仕事の本質」
入社後、飯田さんはM&Aを起点に、不動産、新規開業支援へと領域を広げながら経験を積んできました。挑戦の幅が広がるのと同時に、率いるチームも拡大。入社から約2年で、創業メンバー以外では初めての取締役に就任し、現在はコンサルティング事業全体を管轄しています。
そして今、生成AIの進化が加速する時代だからこそ、飯田さんは改めて「仕事の価値」と向き合っています。組織としてどう価値を生み、どう成長していくのか—。G.C FACTORYの成長を牽引する立場として、仕事の本質に挑み続けています。

入社後の業務としては、M&A、不動産事業、新規開業支援を担当しました。新卒時代から取り組んできた税務とは異なり、どれも常に新しい挑戦でした。ただ、私の中には『自分にしかできないことを見つけ続ける』という軸があって、未知の領域に踏み込むことは、むしろ楽しかったです。
また、できるだけ早く、多くの経験を積むことには意味があると考えています。若いうちに積み上げた経験やスキルは、その後の人生で「複利」のように効いてくる。結果として、任される仕事の幅や裁量にもつながっていくと思っています。
取締役になった今は、個人の業績や成長だけではなく、組織としての業績や成長を求められる立場になりました。だからこそ、こうした考え方もチームで共有しながら、このチームに入ってくれた方々に『ここに入って成長できた』と思ってもらえる環境をつくっていきたいです。幸いG.C FACTORYには、仕事に誠実で思いやりを持ったメンバーが多く、同じ方向を向いて取り組めています。互いに高め合いながら、チームとしてもっと強くなっていきたいです。
また、最近は生成AIの発展が進み、人が担う価値や、仕事の本質がより問われる時代になると感じています。AIが得意な領域はAIで徹底的に効率化し、その分、浮いた時間を人間にしかできない本質的な業務に振り向ける。その質を高めていけば、より高い価値をクライアントに返していけるはずです。
そしてこれは、一度は「働かなくても生活できる状態」になりかけて、「それであっても、熱意ある仲間と仕事をしたい」と感じ、この環境を選んで挑戦をしている私にとって、ぜひ向き合っていきたいテーマです。「生成AIによって、多くの人が働かなくても良い時代」になっても、お客様から必要とされる組織や人でありたいと思いますし、そう思う方々に是非ともG.C FACTORY入っていただきご一緒できたら嬉しいですね。